勇者のグラム数
(ピピン編)

あとがき

 

おつかれさまでした。
ここまで読んでくれてありがとう

2年ちかく書いてたでしょうか・・・


うちの子供たちは
他所の子供達とはイメージかなりかけ離れていると思います。
ラスは反抗的だし、性格曲がってるし
ティルは暗いし、愛嬌がないし

可愛げのない子供達です。

特にティルなんて、
「絶対ビアンカからこんな子供生まれない」
と言われたことがあります。

違うんです。
ビアンカの子供だからこそなんです。

私のベースは他所と同じく素直で明るい普通の子供なんですよ。
幼い頃のリュカとビアンカの生き写しのような。

そこに「勇者」というエッセンスを加えてみるとどうなるか。

グランバニアは二人を差別をするような国じゃない。
私もそう思ってます。
でも、「だから大丈夫ってなるかな?」っておもうんです。

グランバニアの皆が差別してなくったって
皆、二人を同じように大切に思ってたって

バランスは崩れる。

だって
皆がラスの身を案じて力になろうとするのは、至当
皆の期待に応えようとするのは、自然
ラスばかりに注目がいって寂しいと思うことは、当然

勇者の名は重い

この状態でバランスを保つには
ティルの黙って見守る優しさがいる。
つまり
そういうこと。

ティルはクールな性格じゃなくて
ただ…
影であろうとしているだけ

理想は「守ってくれてありがとう」と褒美のキスでもあげれるお姫様であること。
ビアンカの娘がそうなれるわけないじゃん(笑


ティルの孤独とか、
ラスの苦悩とか
本人視点を書きたいのですが
またこんなに長くなるのかと思うと気が滅入りますね^^;

また機会があれば…!


 

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